木材の炭素貯蔵効果
saiブランドが低炭素社会の実現へ向け、最も力を入れてきたのが木材の利用です。
木材は、半永久的に利用可能な太陽からの光エネルギーを利用し、大気中の二酸化炭素を吸収分解し、体内に炭素(C)を固定化し、酸素(O2)を放出するという非常に重要な役割を持ち、特に樹木は幹や枝に大量の炭素を蓄えています。
その炭素貯蔵量は一般的な針葉樹(杉)でさえ、体積の50%と言われ、構造物や住宅、家具等に木材を利用することは、炭素を長期間にわたって貯蔵することにつながります(炭素貯蔵効果)。
ただし、木材を燃やした場合には、酸素と結びつきCO2となり大気に放出されてしまいます。
私たちが輸入デッキ材の再生利用(リバースウッド)を進めているのは、輸出国の炭素を固定化した木材を国内で燃やし、再びCO2を排出させてはならないという使命感からです。
SDGsの定める17の持続可能な開発目標のうち、誰しも関わり、実行できる項目があると思います。
それぞれの専門分野で、工夫し、英知を絞り、実行することで、低炭素社会、持続可能な世界の実現は可能だと考えています。
saiブランドはオフグリッド事業において、積極的に輸入木材の再利用、国産木材の利用を推進して行くことを宣言します。