Screw Pile Foundation System

螺杭

環境に優しい、杭基礎工法

saiブランドは、従来のコンクリート基礎に代わる環境負荷の少ない新しい摩擦杭をご提案いたします。

人力で施工が可能で、標識やベンチ、看板、手すり、防護柵のみならず、木歩道や大型遊具にも対応する画期的な基礎工法です。

特徴

在来工法であるコンクリート基礎よりも簡単でローコスト、地表面への影響も最小限になる摩擦杭工法で、斜面地など基礎工事が困難な場所にも適しています。

対象:ボードウォーク、木歩道、桟道、防護柵、手すり、ベンチ、サイン、遊具等の外構製品の基礎

TタイプはNETIS登録製品(KT-200026-A)となり、Dタイプは「技術審査証明」を取得した認定工法のため、指定工事店による施工品質を確保。引き抜き試験機により地盤の支持力を確認できます。

  1. 低環境負荷
    コンクリート基礎のような床掘り、打設、埋め戻しなどの工程がないため、計画地の地盤、環境に優しい工法です。芝生や植栽地、山間部、砂浜などに直接打込むことが可能で、撤去時には逆回転して杭を抜き、再利用することが可能です。
  2. 現地試験
    現場で専用試験機を用いて杭の引抜試験を行うため、仮定ではないリアルな性能確認、構造検証が可能です。設置後には見えない基礎だからこそ、確実な現地実証が鍵となります。
  3. 高品質
    高耐久溶融亜鉛めっき(HDZ55以上)、高剛性肉厚構造、高強度スパイラル形状(ピッチ、厚み、先端形状を最適化)の仕様で、設置後には見えない基礎だからこそ、高品質を追求しています。
  4. 人力施工
    螺杭の全てのシリーズは人力での施工が可能です。山間地や砂浜など、ミキサー車や大型トラックの進入できない環境で最も威力を発揮します。恒久施設はもちろんのこと、逆回転により杭を抜くことが可能なため、仮設物の基礎としても有効です。
  5. アタッチメント
    基礎に載せる製品や、螺杭のタイプごとに専用アタッチメントを用意しています。
    作業員が施工する杭なので、水平、垂直を補正する機能も付与しています。
  6. コストパフォーマンス
    螺杭の打ち込み後、すぐに製品の取り付けが可能なため、打設後に養生期間が必要なコンクリート基礎と比較し、圧倒的な作業日数の短縮、コストダウンにつながります。

コンクリート基礎と螺杭(RAGUI)の比較

コンクリート基礎 螺杭(RAGUI)
コンクリート基礎 螺杭
種別 コンクリート基礎(W500×D500×H500) 螺杭 Dタイプ φ76×L1600
重量 2,800N(287.5kg) 137N(14.0kg)
設置工事 床堀、クラッシャーラン敷設、型枠製作、生コン打設、養生、脱型、埋め戻し
コンクリートミキサー車
100V対応の専用工具で施工
下孔穿孔→螺杭打設(約5分程度)
100V発電機
発生材 残土、型枠処分 なし
施工日数・人工 養生を含み5日程度
世話役 2人工
特殊作業員 4人工
普通作業員 2人工
20本/1日
特殊作業員 1人工
普通作業員 2人工

螺杭(RAGUI)の種類

単位:mm
タイプ Tタイプ Fタイプ Dタイプ
螺杭(RAGUI)Tタイプ 螺杭(RAGUI)Fタイプ 螺杭(RAGUI)Dタイプ
規格 φ48×L600 φ101×L600 φ76×L1300
φ48×L800 φ76×L1600
φ48×L1200
備考 NEIS No,KT-200026-A 建設技術審査証明

設計基準

荷重性能(Dタイプ L1600mm)

単位:kN
引抜方向 極限引抜抵抗力 27.0
短期許容引抜抵抗力 18.0
押込み方向 長期許容支持力 9.0
短期許容支持力 18.0
水平方向 最大水平抵抗力 14.0
長期許容水平抵抗力 4.6
短期許容水平抵抗力 7.0

地盤調査による確認範囲
地盤調査による確認範囲

  • 対象地盤は、スウェーデン式サウンディング試験によって、地表から根入れ深さの下部1d(d:杭外形=96mm)までのNsw*が4以上であることを確認した地盤とします
  • ただし、同試験により、根入れ深さの下部1dより下方2mまでに1kN以下で自沈する層が存在する場合は、平13国交告第1113号に倣って、沈下の検討を行います
  • 上表の値は螺杭DタイプL1600mmの性能を表します
  • 引抜抵抗力及び許容支持力は、極限引抜抵抗力を用いて国土交通省告示第1113号第5の式により算出したものです
  • 水平方向の許容抵抗力は、最大水平抵抗力を用いて、建築基礎構造設計指針(日本建築学会)の基準に準じて設定したものです
  • 荷重性能は、地盤の状態強さなど、現地の施工条件によって異なります
  • 上表の値は規格値及び保証値ではありません

Nsw*:スウェーデン式サウンディング試験における、貫入量1mあたりの半回転数を表したもの

施工手順

事例:石垣空港階段工
現地引抜試験
1. 現地引抜試験
TS座標測量
2. TS座標測量
基礎位置出し
3. 基礎位置出し
ベース仮置き
4. ベース仮置き
下孔穿孔
5. 下孔穿孔
螺杭打設
6. 螺杭打設
打設完了
7. 打設完了
上部工設置
8. 上部工設置
構造部設置
9. 構造部設置
完成
10. 完成

螺杭
RAGUI

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