第6回sai-BRAND製品技術研修会
7/11(木)、12(金)で第6回sai-BRAND製品・技術研修会を開催しました。
初日の会場は研修会場は愛媛県西条市。
現在開発中の人工木材の新製品の発表を行いました。
開発に足かけ2年を費やしましたが、今までの基準を大きく見直し、実使用を見据えた断面の開発を心掛けてきました。
開発は終盤に入っており、プロトタイプが仕上がっていますが、正式な発表は製品が「もう少し男前になったら」行います。
2日目は、尾道市様のご協力をいただき、ボードウォークの劣化診断調査の実演をさせていただきました。
約20年ほど前に造られた延長数百メートルのボードウォークですが、設置環境や部材の使い方により劣化の進行具合が全く異なることが解ります。
当時はボードウォークが日本に輸入され間もない頃で、設置方法も欧米のそれをまねていましたが、「高温多湿の日本においては同じような設置方法を取るとこうなってしまう」という良い例でした。
診断対象をご提供いただいた尾道市様には、実習の結果を診断書として提出させていただきたいと思います。
さて、このsai-BRAND製品・技術研修会も今年で第6回を迎えました。
第3回までは東京で行っていたのですが、一昨年の福岡、昨年の沖縄そして今回の愛媛(広島)と机上ではなく、フィールドへ出ての研修を行ってきました。
サプライヤーとディーラーが一同に介すことを目的とし、実際に開発した製品がどう設置され、どう利用されているのか双方が違う目で確認することで、より高い技術の開発を目指しています。
数年前と比較し、何をどう進化させたのか。
グループとして進化を続けるための大切な行事です。
最後になりましたが、参加された皆様、お疲れ様でした。
また会場や劣化診断対象をご提供いただいた団体の皆様にお礼申し上げます。
以上
製品情報など詳しくは弊社メインサイトをご覧ください。