大橋JCTループ屋上デッキ
地上約35m首都高速大橋JCTループ屋上デッキ工事がH24年秋に完成しました。
工事は、リバースウッドAW標準仕様のデッキ部と植栽周りのベンチの東口デッキと階段で下り、園路を挟んで屋上から富士山を展望する高床デッキ(TSS仕様)と多工法が集まった現場です。
【東口デッキ…いこ意 交流の場デッキ】
写真はリバースウッドAW標準仕様の高耐食溶融めっき鋼板根太です。
デッキ外周がR形終わりなので躯体からの根太の出入りと仕上がりのビスライン、それと材料の歩留まりを考え、端部根太長を決定するため毎度のことですが、気を配ります。
デッキ材は、芝目張り仕上げとしています。リバースウッドAWでの芝目張り仕上げは、色調がしっかりとして見栄えのする仕上がりになります。その分、貼り方向を間違えると目立ちますので、施工部隊は気を遣います。
ベンチ材は、リバースウッド発泡無垢材を使用しています。発泡成形の為、通常の無垢材より質量が減り、運搬、作業性に富むものです。材料カットは工場にてRに合わせて、台形カットを行っています。工場加工も現場作業のルーターによる面取りも容易に行うことができました。
【富士見台デッキ】
展望デッキのTSS高床仕様(材質;アルミニウム)の支持脚と大引です。高さは、FL=GL+600程度までの高床に対応します。TSSアルミ材は、ステンカラーでアルマイト塗装を施し、デッキ下の脚を見せられる仕様ですが、今回は、縦幕板で全周を覆うため見えなくなります。その分土間コンが隠れ高級感のある高床デッキに仕上がります。防護柵は、スカイツリー下北十間川護岸デッキでも使用した支柱、格子とも再生木材で化粧したタイプとなっています。
目黒天空公園は、東京の名所の一つとなる公園です。オープン後、様々な来園者たちが憩いの場として快適に利用できる施設を創出できたと思っております。
残暑の厳しい中での施工でしたが、丁寧な施工を行ってくれた施工班の方々にお礼申し上げます。
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