Made in OKINAWA
本社を 沖縄へ 移転してから、「沖縄でできることは沖縄で取り組もう!」と、スチール材の加工などは地元の協力工場にお願いしています。
そう”Made in OKINAWA”です。
県内での受注案件は、この体制で対応していきたいと考えています。
税金で予算が組まれる公共事業において、これは大切なことだと考えています。
今日は来月に石垣島へ納めるW4.0m×L12.0mのパーゴラの梁の仮組みを確認しに協力工場へ行ってきました。
文字にすると普通に書けますが、この規模の仮組みは東京ではなかなか厳しいものがあります。
トレーラーの荷台の大きさを越えますからね・・・
東京でできることが、ここ沖縄で全てできるわけではありません。
その逆も然りです。
ルーバーを放射状に展開させるのに、桁を曲げ加工していないため、アングルピースの取り付け位置がひとつずつ違う気の遠くなるような作業だったと思います。
しかし、このように梁全体を見ながら作業ができると、CADに頼るより、間違えがなく、正確にできるのです。
本当にありがたい、そして羨ましい広さです。
亜鉛めっきに出す前の事前確認なので、溶接あとが生々しいのですが、ルーバー受けのアングルピースもきっちり、これでもか!という品質で溶接されています。
このアングルピースは、ルーバー材を45度で受けるために曲げ加工しています。
これにより日差しの強い石垣島でも、日中の多くの時間、日影をつくってくれるでしょう。
これはH鋼をベースにした構造支柱です。
半端な溶接では、風速60m/sオーバーの台風では破壊されてしまいますから、とにかくきっちり、これでもか!と溶接してくれています。
これから亜鉛めっきに出し、仕上がってきたものをオービタルサンダーで表面を仕上げ、フッ素塗装をしていきます。
これは今回のオーダー製品のモデルとなった事例です。
ルーバーの幅が倍になり、1スパンごとにアールしていくのが今回の設計です。
何気にこの シンプルなモデルは人気があるのです・・・
来月の中旬には、石垣島でその雄姿が見られることでしょう。
工場のみなさん、ありがとうございました!
製品情報など詳しくは弊社メインサイトをご覧ください。