復興の誇り
現場所長から届いた20枚の写真
南三陸町の復興の象徴の橋「中橋」が2020年10月に完成しました。
今日、元請会社である矢田工業の芳賀現場所長からメールが届き、この20枚の写真をいただきました。
文章に「 竣工写真につきましては、御施主様(町の観光課含む)、御社、矢田工業様は自由に写真をご使用いただいて問題ございません。」とありました。
お礼のメールに、すみだリバーウォークを手掛けた際に感じた「誇り」について書くと、すぐに所長から「自分も中橋を施工して思ったことが「誇り」でした。同じ思いを感じたことも嬉しく思いました。」と 返信が届きました。
自分たちの携わった仕事に「誇り」が持てるというのは、技術者として最高の幸せではないでしょうか。
いただいた写真の中から、どれを掲載しようか、1枚1枚の写真を見比べていたところ、それぞれが意味を持つ素晴らしい写真で、どの1枚も削ることができませんでした。
この中橋は、東日本大震災で被災された方々の鎮魂の場となる復興祈念公園への参道となる架け橋です。
私の下手な解説でこの作品を汚すわけにいかないので、文章はこれで終了します。
写真から「祈りのデザイン」を感じていただけると思います。
写真: SS Tokyo