街なかの小さなランドマーク
早咲きの桜とスカイツリーの下で、緑化ルーバーの工事をおこないました。
小学校の新学期に間に合わせるためのタイトなスケジュール、
あいまいな基本設計、地中の埋設物など不確かな状況・・・
そんななかでも、コンクリート基礎に替えて螺杭Fタイプを採用いただいたことで、
迅速な施工と柔軟な現場対応が功を奏し、実質2日で基礎からルーバー設置まで完了しました。
なにより元請さま、造園業者さま、弊社施工チームの協力体制があってのこと。
現場での変更もすぐにご決断いただき、助かりました。
施工当日は、営業・設計・職人が全員施工で一致団結して、この今まで見たことも
作ったこともないような造作物に挑みました。
支柱と胴縁は、現場加工も可能なZAM鋼板を採用し「現場合わせ」に対応しました。
縦ルーバーはリバースウッドGT45×70の角材。
無垢の人工木でありながら、繊維があり木ビスが効きます。
ルーバー材として、納まりのよい材だと思います。
日没ぎりぎりで作業完了、スカイツリーもライトアップされました。
結果として、施工前の「どんなふうになるんだろう?」という不安をかき消すような出来栄え
になったと思います。
施工している側としては、子供の頃に秘密基地を作ったときのような遊び心と興奮を覚えました。
たった一日ですが、達成感を感じた一日でした。
こうしてみると、スカイツリーは言わずと知れたランドマークですが、
足元の街並みに、ヒューマンスケールのランドマークをお届けできたのではないかと自負しています。
皆さまお疲れさまでした。
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