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平成24年10月14日（日）、江戸川区の景観条例に基づく景観活動団体「水辺環境創造グループ」が発足しました。
当日はコアメンバー20名に加え、両岸の遊歩道を歩く近隣の方々にも参加いただき、護岸清掃、カヤック体験を行いました。
護岸からの陸上班とカヤック隊の水上班に分かれ、水陸からゴミを収集しました。
カヤック体験会は、あいにくの小雨の中でしたが、沿道からの参加者も交え、終始、和気あいあいとした雰囲気で実施することができました。
「これまで利用されてこなかった水面を、活力ある景観に変える」
この活動は新たに箱モノをつくるのではなく、地元にある遊休資源を活用するという”ソフト”なのです。
箱モノを整備する作られた景観から、利用者の工夫で人々が躍動する景観を創る。

江戸川区は水辺に恵まれていますが、裏腹には海抜０ｍという住民にとって逃れようのない負を抱えています。
現在の水と緑にあふれる整備も、過去の水害を乗り越えて先人が整備してくれたものです。
そんな土地に住む我々は、水を敬遠して生活できるはずはなく、この環境と向き合い生活して行く術を身につける他ありません。
普段から水に親しみ、同時に怖さを知り、そして憩いながら生活するために。
現在のところ、弊社が中心となった活動なのですが、これをブレイクダウンし、地元の人々に運営を託して行きたいと考えています。
小さな活動のスタートですが、地域の人々の力を合わせて大きな未来として育てたいと思います。