都内臨海部の大型ボードウォークの改修工事
都内沿岸部で広いボードウォークの改修工事が始まりました。
まだ、掲載許可を頂いていないので、工事名は控えますが、ここは私自身がプライベートでもよく訪れる公園です。
キャンプ場やバーベキュー広場、スケートボードパーク、ドッグランなど、施設が充実しています。
ここには愛犬を連れてよく行くのですが、自分が好きな場所の仕事に関わることができるのは嬉しいですよね。
今日もご家族連れや愛犬を連れた人々で賑わっていました。
東京の沿岸部には、このような公園がたくさんあります。
広い緑の空間や海を眺めていると、気持ちも視野も広くなります。
そんな大きくなった視野で、覗き込むのは通称「TS」トータルステーションです。
CADを使って設計し、現場で曲率がスタートする点や重要な変化点をピンポイントの座標として落とし、現場での測量によってまさにその座標を示すのです。
それを実際の形にしてくれるのが、有能な施工班です。
デジタル座標も彼らの前には、所詮「目印」でしかありません。
合わせるべき地盤や擁壁は、我々人間の手で造られたもので、曲がっていたり、凹凸があったりとCAD図面のようにはいきません。
それらを見定め、設計基準内にきちんと納めるのが腕の良い職人の技です。
だからこそ、人工的な素材にも暖かさが宿るのでしょうね。
年度末に向け、いくつもの工事が複走しています。
いくら多忙であっても、このような暖かさや責任感をしっかり持って、事故なく、より良い施設を創っていきたいと思います。
