秋葉原UDXビル外構デッキ改修工事(5)

On 12. 04. 2012 by sai1525

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静岡で表面加工した床板が、朝8時に現場へ届き、午前中で1/4を貼り終えました。
表面加工した床板は、滑り抵抗が上がり、これで歩行者の安全性が向上します。
発注者様である秋葉原UDX総合管理事務所の玉野課長のご発案により、デッキ材の配列を一列ずつ加工の目を変えることにより、双方向の歩行者に対し、滑り抵抗を上げることができました。

その結果、機能面だけではなく、ご覧の通りに模様が波のように連続し、非常に美しい仕上がりとなりました。
玉野課長、素晴らしいご提案をいただき、ありがとうございました。

ここで、デッキ材を固定しているビスをご紹介します。
この現場で使用するビスは弊社のオリジナルDR6-47B。
DR6-47Bは、鋼製根太用に開発しました。
強度とデザインにこだわり、せん断力は2tという性能を誇ります。
ドリルスピードの従来品の1.5倍ほど向上させました。
刃先やネジピッチに工夫を凝らしているので、企業秘密ゆえ写真は敢えてぼかしています。

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マリンランバー(ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)用はTG6-65B(写真中央)で、頭の形状は六角穴で統一しています。
六角穴は、どの角度で止まっても同じに見えること(十字穴はそうではない)、ビットやビス本体がなめ難いという特徴があります。

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弊社では、公共空間にはビス仕上げをお勧めしています。
何よりも床板を1枚ずつ外せることが、メンテナンスを考えると有効と判断しています。
また、ビスラインもデッキのデザインにおける大きな要素と考えています。

弊社に限らず、たかがビスですが、意外にもたくさんのデザインがあり、納まりフェチの私としては非常に興味がそそられます。
みなさんもたまにはデッキに使用されているビスを見てみて下さい。
面白い世界がありますよ。

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