Y公園歩道デッキ①
全長約55mの歩道改修工事がスタートしました。
動物園の入口へと向かう上り坂に、楠や桜の街路樹が大きく茂った歩道が続いています。
もともとはインターロッキングブロックで覆われていましたが、大木の根がブロックを持ち上げてしまい、
何らかの対策が必要とされていました。
そこでご採用いただいたのが、根太ピッチ1000mmを実現した弊社の新型人工木材、40mm厚の断面をもつAW-T型デッキ材。
人工木材リバースウッドAWは、主原料を火力発電所から排出される石炭灰と廃プラスチックから構成している100％リサイクル製品です。
そして根太材も新断面のH型ZAM鋼（レーザー溶接軽量H型鋼）を採用。
これにより、大引ピッチ2000mmを可能としています。
この異次元ともいえるスパン（従来型の約2倍）により、大木の根を極力傷めずに必要な基礎を減らすことができました。
現在、下地が完成して、床板を張る作業に入っています。
緩やかに曲がりながら、5～8％の傾斜がついている難しい現場ですが、
最新の技術を駆使した部材と、それを実現する優秀な職人集団により工事は思いのほか順調に進んでいます！
7月末には完成の予定です。またレポートいたします。
sai.IG
