ボンゴシ橋劣化診断
昨年度に沖縄の高速道路伊芸パーキングエリアにあった木製パーゴラの劣化診断をさせて頂きましたが、今回はこれに続き県総合運動公園の木製アーチ橋の診断で沖縄を訪れました。
伊芸パーキングと今回の木橋はいずれもアフリカ産のボンゴシという硬木が使用されているという共通点があります。この木材は、バブル期にスーパーハードウッドともてはやされ、全国各地の木製施設に採用されました。日本に輸入された大きな理由は、オランダやフランス等のヨーロッパ圏での多くの実績です。
この橋は18年前に設置され、今に至るのですが、今回本格的な診断を行い、今後の改修方針を決定することとなりました。
調査は地元のあい技建さんを現地窓口とし、京都大学×saiブランドチームで各種測定を行いました。
使用した測定機材は含水率測定器、超音波測定器、ピロディン、レジストグラフと、木材劣化診断に用いる最新の機材を持ち込みました。
2日間をかけ、綿密に診断を行い、東京へ戻り次第結果の分析と報告書の作成に入ります。
あい技建の瀬長さん、瀬底さん、京大の藤井先生、藤原さん。お疲れ様でした。
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