スカイツリーの下で…1(北十間川水質浄化施設等整備工事)完成報告
スカイツリーの下に北十間川が流れています。
その両岸7箇所(スカイツリー側護岸に4箇所、対岸に3箇所)のの張出デッキを墨田区発注工事としてH23年7月からH24年1月の間で行われました。
左写真は、H21年9月頃のもので、まだデッキ基礎護岸も施工中の段階です。ここから風景が変貌していきます。
当工事は、デッキ7箇所のうち5箇所が北十間川の水質浄化施設(噴水)とコラボする計画です。
デッキ形状は、半円型となります。
矩形の基礎護岸上に、半円形状となるよう大引(H鋼材)を張出してケミカルアンカーにての固定です。
根太(マリンランバー;ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)の設置は、レベル調整を大引側で行っているので、通りピッチ@500を管理しての設置です。
特に当現場での下地工においては、防護柵のピッチの関係もあり、大引設置に気を配って行い、ほぼ設計通りの設置となりました。
デッキ設置工は、当初計画では、川側に鉛直に貼りだしていく計画でしたが、防護柵支柱脚部とデッキ目地の管理が不均等になり、見た目に芳しくないため、デッキ貼り方向をRと並行jにして防護柵支柱脚部とデッキ目地の管理を均一化しました。デッキの方向性にもアンジュレーションが出て、綺麗で規則性のもった仕上がりとなっています。なお、デッキの貼り目は、saiブランドの標準管理の芝目貼り工法を採用しています。
SP種の防護柵は、白色としています。他防護柵は、すべて茶色ですので、7箇所の張出デッキは、インパクトがあり、周辺施設ともマッチしたものとなりました。
照明は、青色のLEDを支柱頭部から足元の反射板に照らされる構造で、これも周辺の夜景に溶け込み綺麗な仕上がりと思えます。
以上の、7箇所の工区を安全に施工し、H24年2月中旬に引渡となりました。
完成写真は、下の通りです。
北十間川浄化施設(噴水)とのコラボも見た目2次元の川とデッキの景観がが噴水によって3次元の景観になり、護岸の上からも親水性が向上され、スカイツリーに訪れる方々にも憩いを与え、本年度最高の目玉施設のオープンにマッチした護岸が創出されました。
最後に、当現場に携わった方々に感謝とお礼を申し上げます。
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