尾久の原公園 デッキ改修工事(3)
尾久の原公園デッキ改修工事がついに完成しました。
現場状況が御世辞にも良いとは言えない中、職人さん、元請け業者さん、製品販売をしてくれた方々の全面的な協力を得て、なんとか無事に終わることが出来ました。本当にありがとうございました。
<悪ポイント>
1.基礎が防腐シート(フェルトのような布)や防水シートなどで、基礎が全く見えない状況
2.シートが常に湿っているため、ドリルで巻き込んでしまい、シートをカッターで切らなくてはならない
3.園内で一番レベルが低い場所が現場だったため、園内に降る雨がすべて集まってしまう
(一度降ると2~3日は排水出来ない)
デッキを支えている支柱は、手すりを支える足にもなっている構造なため、初めのアンカー打ちで
すべての仕上がりが決まってしまいます。上記の悪条件によって、アンカー作業はとても難航しましたが、竹田工業所さんが根気強く作業してくれたおかげで、残りの作業をスムーズに行うことができました。
この現場でのデッキの仕様は、鋼材、デッキ材をあらかじめ加工し、現場ではほとんどボルトで組んでいくだけの仕様を採用させて頂いています。
職人さんも比較的長い作業期間であれば、必ず何日かは来れなくなる日があります。構造が難しい現場の場合、現場を仕切っている職人さんが来れなくなれば、いくら他の職人さんが空いていようと、その日の現場は止まってしまいます。、今回の現場では、職人さんの力だけに頼らずとも、ある程度作業精度が落ちないような仕様であったため、そのような事態になっても対応する事が出来たのだと、終わってから感じました。
工事の時期や、天候が悪い季節、現場の状況によって、工事を期間内に終わらせる事をより吟味し、より良いモノづくりをしていきたいと思います。
sai takizawa
製品情報など詳しくは弊社メインサイトをご覧ください。