空を見上げ、少し休憩・・・
この1か月で真夏日から一気に真冬日が到来しました。
弊社のシンボルツリー、ハナミズキも一気に紅葉を迎えました。
このハナミズキ、土壌が悪いのか、花がほんの少ししか咲きません。
しかし、夏は豊かな葉で日陰をつくり、そして秋にはこのような見事な紅葉を見せてくれます。
思考に行き詰まると、このハナミズキの下のベンチから空を見上げます。
すると不思議にリフレッシュされ、フッといいアイディアが浮かんだりするのです。
今の悩みは、建設現場の職人が大幅に減少していること。
数年前、「コンクリートから人へ」の号令の下、建設業は窮地に立たされました。
たくさんの会社や職人さんが、業界から去ってしまいました。
そして今、建設業の業績は回復基調にあります。
しかし、現場に職人さんがいないのです。
弊社としては、素材開発から設計、施工までを手掛け、顧客へよりよい品質をお届けしたいと考えてきました。
しかし、ここまで現場人口が減ると、それも容易ではありません。
大学の学科も、土木工学科という科だけでなく、建設系の学部も減少しているといいます。
大成建設さん風に言えば、「地図に残る仕事」ですが、今の若者の目にはあまり魅力的には映らないのかもしれません。
しかし、僕らは本当にこの仕事は面白いと思い、よりよいモノを創りだして行きたいと考えています。
このような時代に適応していくために、製品や設計方針を再検討する必要も出てくるでしょう。
具体的に言えば、「少しの経験さえあれば、組み立てができるような製品の開発」。
「匠の技を必要としない施工」。
この時代の転換期に、空を見上げながら、少し休憩し、次のステージを見つめたいと思います。
製品情報など詳しくは弊社メインサイトをご覧ください。