vol. 22 「シュッとしてる」
国を跨いできた経験から僕の処世術は、ちょっとばかり見たくれを気にしている。その土地に暮らす人たちに同化できれば良いが、ヨーロッパやアメリカにおけるアジア人はマイノリティだし、母語
saiブランド地球事業部
まずはプラグを抜くところから、そして代わりとなる手段をみつけること、リサイクルやリユースを通じてモノを大事に使い続けることなど、オフグリッドに纏わるエッセイです
国を跨いできた経験から僕の処世術は、ちょっとばかり見たくれを気にしている。その土地に暮らす人たちに同化できれば良いが、ヨーロッパやアメリカにおけるアジア人はマイノリティだし、母語
いまや鯨といえば観るものだが、給食に鯨肉が出ていた昭和世代にとっては、鯨は食糧として広く親しまれていた。さらに時代を遡ると、鯨油は暖房やランプ、産業機械に使用され、鯨骨はコルセッ
2年に一度、ハワイ周辺海域で実施される環太平洋合同軍事演習(RIMPAC)が終わった。発表によると参加したのは29カ国、艦艇40隻、潜水艦3隻、航空機約150機、人員2万5000
オアフ島よりちょっと広い面積に10倍の人口が住み、かつては「東洋の小パリ」と呼ばれたホーチミンを訪れた。サイゴンと言った方が馴染みの諸兄もいるだろう。メコン河の支流が市内を蛇行し
とある週末の朝、高齢のご婦人たちはベーグルを片手に麻雀に興ずる。サンフランシスコの対岸にあたるイーストベイには70年代の倉庫を改装しスタートアップで起業したマイクロブリューワリー
日本といえば桜と富士山と言わんばかり4月はインバウンドでたいそう賑わったそうだ。季節感の無いハワイに住んでいると、これまで暮らした国々の春の風景が懐かしい。この時期、オランダでは
人生でだいたい四回の引越しを経験するらしい。それは結婚や転勤、マイホーム取得など人生の節目にあたることが多い。かくいう私も転勤に伴って数十回と引越しを繰り返しいつも借家住まいだ。
東京に暮らしていた頃、朝にアマゾれば夕方には配達され、居ながらして地球の裏側のモノでさえ楽しめた。生鮮品は近所のスーパーが即配してくれたし、OISIXは献立まで考えた食材が半加工
ようやく終息したかに感じるコロナ騒ぎも2年半という長きに亙って、人々の動きを止めた。耳慣れない新しい言葉が次々と報道され、中でも「ソーシャル・ディスタンス」というのがあった。「社
少し前に高齢の母が私に託した古いアルバムの中に 細いテープ が貼りつけてあった。「BON VOYAGE LOVE =FRAMPTONS +」(安航を祈る 愛をこめてフラムトン)と書