西新井駅西口再開発(円形デッキ) その3
西新井駅西口再開発ビルの円形デッキの工事が完了しました。
これを機に、もう少し地元東京を中心に、関東の仕事も増やしていくことにします。
sai-BRANDの柱となる業務は、劣化したボードウォークの診断と改修なので、 湿度の高い九州や沖縄の仕事が大半だったのですが、 「改修にノウハウがあるのであれば、新設時から頼もう」というお客様が増えてきていますので、 このような需要にも対応していく必要が出てきました。
さて、現場に戻ります。
樹木枠です。樹木を引き立たせるために、枠のほぼ中央に樹木が来るように、デッキ材の割付を計算し、同時にデッキを切り欠かず、ごく自然な見栄えとなるように工夫しています。
ここは、土壌が入るために、植栽ピットが設けられていることから、下地は大引+根太の仕様としています。
現場の終わりには、必ず何枚かの板を外し、デッキ下をきれいに清掃します。
どうしても、ビスを揉む時にデッキ材や根太材の切りかすが下に落ちてしまうので、これをブロアーで飛ばし、掃除機で吸い取る清掃を行う必要があるのです。
この業務を怠ると、排水ドレンに切りかすが詰まってしまい、適切な排水ができず、デッキ下が湿潤状態となり、その結果、デッキに不具合が発生してしまうのです。
昔から、「掃除がきちんとできない建設会社には現場を仕切る資格がない」と教わってきました。
自分たちで手掛けた現場は、最高の状態で引き渡したいと思うのは当然のことですよね。
最期になりましたが、元請の西松建設様、お世話になりました。
協力業者の方々、安全、正確な仕事をありがとうございました。